女の人

入居時のような状態にすることを原状復帰という

気持ちよく引っ越すために

部屋

どこまで綺麗にするか

現状回復とは、マンションなどの不動産を借りていた人がその部屋を綺麗な状態に戻すことを言います。多くの人が借りた当初の状態に戻さなければいけないと考えていますが、どの程度まで綺麗にするかは借りていた期間で変わります。現状回復に関する国のガイドラインには「経年劣化は借主の負担ではない」と記載されており、具体的には日光によって変色した畳などはこれに該当します。このように普通に生活している範囲で生じる汚れは綺麗にする必要はなく、そこに関しては大家さん側の負担です。しかし、大きなお金が絡む事案だけに原状回復に関するトラブルはあとを絶たず、それを考えると自分がする場合には専門家に助言を仰ぐのもおすすめです。

第三者をはさんで交渉する

現状回復によるトラブルを防ぐ上で、最も効果的なのが入居時の状態を写真に残しておく方法です。こうすることで退居する時にいろいろ難癖をつけられても、写真という客観的な証拠を提示できるため、自分に有利なかたちで交渉を進められます。反対に、証明できるものが何もないと口頭だけで説明することになり、信用してもらえない可能性が高いです。最近ではカメラ機能の付いた携帯電話も増えており、家中をパシャパシャと撮って回る程度ならほとんど時間もかかりません。このひと手間を加えるだけで気持ちよく退居できるのを踏まえると、ぜひとも押さえておきたいポイントです。また、現状回復の確認をする際、大家さんと借主のふたりで進めるのではなく、建築士等の第三者を間に挟むと感情的にならずに落ち着いて交渉できます。また、現状回復の工事業者を紹介してくれる専門業者も存在します相談料や仲介料がかからない場合もあるため、利用することでよりコストを抑えた現状回復へと繋がることでしょう。